FXスワップ比較|一番高い業者は?最新スワップポイント|FXライブラリー

スワップポイントに特化したFXポータルサイト

ユーロのスワップポイントが回復しつある?

債務問題に揺れる欧州の単一通貨ユーロが落ち着きを取り戻しつつあるようです。
前週は対円で一時1ユーロ=104円台半ばと、約5カ月半ぶりのユーロ高・円安水準を付けました


FX取引でユーロを買い持ちにしている個人投資家には、もう一つの朗報があります。
一種の利息である「スワップポイント」の復活です。
スワップポイントは取引する通貨ペアの金利差などから生じます。
持ち高を決済せずに翌営業日に持ち越すと、売った通貨の金利を支払う一方で、買った通貨の金利を受け取る形になるからで、値上がり益を狙うだけでなく、金利収入を得られることが、FX取引の魅力の一つになっています


円は世界的にも金利が低く(円を売って外貨を買った場合、大抵はポイントを受け取ることができます。
ところがユーロは欧州中央銀行(ECB)が政策金利を過去最低水準に引き下げた7月以降、支払わなければならない状況になっていました。
投資家から注文を受けたFX会社は銀行から通貨を手当て(カバー)しています。


スワップポイントはカバー先の銀行が銀行間市場で通貨を融通する際の金利が基準となっており、政策金利に連動しやすいですが、通貨の需給も影響しています。
銀行間市場で需要が多いと、金利は上昇し、政策金利が変わらなくてもスワップポイントは日々変動します。
ユーロは9月にECBが債務問題を抱える南欧諸国の国債買い支え策を打ち出し、崩壊の懸念が後退しました。
短期金利も少しずつ上昇しており、10月に入って、買い持ちにすればポイントが受け取れるFX会社が増えているようです


投資家が決済するまでカバー先の銀行が引き受けた持ち高を繰り越すコストが加わるため、
受け取り側よりも支払い側のポイントが大きくなる場合が多く、短期金利差がゼロになると、投資家は通貨を売っても買っても支払うこともあるのです。
取引手数料を無料にする店頭FX会社は、スワップポイントの算出に当たって、自社の収益を差し引く場合があり、その額は各社でまちまちです。
東京金融取引所の「くりっく365」は取引自体に手数料がかかる分、ポイントを高めに設定でき、受け取りと支払いが等しいのも特徴となっています。


ユーロは値動きの大きさが人気でFX各社は「スワップポイントを目当てにする投資家は少ない」と口をそろえますが、ポイントの変動を追求することで、銀行間市場の動向や取引会社の特徴も見えてきます
売買に慣れてきたら、詳しく調べてみるのもいいでしょう。


新着記事

閲覧数の多い注目記事

最新スワップ早見表

外為ニュース

スワップ金利ランキング

スワップ金利の高い業者

スワップ取引の心構え

分析能力を身に付けよう

Copyright (C) 2015 FXスワップ比較|一番高い業者は?最新スワップポイント|FXライブラリー All Rights Reserved.
※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。

トップへ
戻る